【AWS解説】プログラミング不要!スプレッドシートでアプリを作ろう!「Amazon Honeycode」の特徴・使い方

こんにちは!

米国時間6月24日、プログラミングを一切することなく、モバイルアプリケーションやウェブアプリケーションを構築できるようになるサービス「Amazon Honeycode」を発表しました!!

ZDNET Japan

Amazon Web Services(AWS)が、プログラミングを必要とせず、モバイルアプリケーションやウェブアプリケ…

今日は「Amazon Honeycode」の特徴や使った感想についてレポートしたいと思います!

Amazon Honeycodeってなにができるの??

Amazon Honeycodeは、

プログラミングを一切することなく、モバイル/Webアプリケーションを構築できるようになるフルマネージド型のサービスです。

フルマネージド型というのは、全部Amazonがサーバーとかを管理してくれて、使う人はアクセスするだけでいいよ!というAWSのサービス形態のことです。

スプレッドシートインターフェースによってアプリケーションを構築できるので、
プログラミング経験がなくてもスプレッドシートの使い方を知っているだけで大丈夫です!

元々スプレッドシートで管理していたけど、アプリ化できたらいいのにな〜と思っていた、
チームのタスク管理、プロジェクト計画、イベント管理、定期的な更新やステータスレポートなど、
チームでの共有に便利なアプリを構築できるツールとなっています!

例えば、テンプレートとして用意されているアプリケーションとしては下記のようなものがあります。

  • Simple To-do→シンプルなto doリスト。
  • Customer Tracker→顧客関係管理。誰との商談がどれくらい進んでいて、どの程度成立しそうかとか。
  • Simple Survey→アンケート。
  • Inventory Management→在庫管理。
  • Content Tracker→開発管理。どのくらい製品開発が進んでいるか?という感じ?
  • Timeoff Trecker→有給申請。
  • Event Management→イベント管理。何のセッションが何時~何時まで開催されて、誰が話すかとか。
  • Team Task Tracker→チームのタスクを管理するやつ。
  • Weekly Demo Schedule→?(あとで見てみます)
  • Field Service Agent→?(あとで見てみます)
  • PO Approvals→上司に承認依頼するやつ

料金は??

3つの料金設定があり、Basicプランでは、20人まで無償でアプリケーションの共有が可能です。
それ以降は、ユーザー1人あたりと、そのアプリが使うストレージの容量に応じて課金されます。

BasicPlusPro
  • One team of up to 20
    (20人まで共有可)
  • 2,500 rows/workbook
    (一つのワークブックにつき2,500行まで)
  • Unlimited workbooks
    (ワークブックの数は無制限)
  • $19.99 for team of 20
    (20人で$19.99)
  • 10,000 rows/workbook
    (一つのワークブックにつき10,000行まで)
  • Unlimited workbooks
    (ワークブックの数は無制限)
  • $9.99/additional member
    (追加メンバー一人につき$9.99)

For larger projects, more data capacity, and additional users.

  • $29.99 for team of 20
    (20人で$29.99)
  • 100,000 rows/workbook
    (一つのワークブックにつき10,000行まで)
  • Unlimited workbooks
    (ワークブックの数は無制限)
  • $19.99/additional member
    (追加メンバー一人につき$19.99)

Higher data capacity to support your largest projects.

参考:https://www.honeycode.aws/pricing
え、PlusとProの差って何??と思ったのですが、データ容量が違うようです。

制約は??

現在は、オレゴンリージョンのみで利用可能

ただし、今後は他の地域にも展開される予定です。

BasicプランではAWSサービス上のDBなどを参照することができない

Amazon DynamoDBといったAWSサービス上のDBサービスを参照する事はできません。AWS上で作られたデータをHoneycodeで扱えるようにするためには、Honeycode APIを経由してTablesに入れる必要があり、APIを呼ぶためにはPlus以上のプランが必要になります。

【使い方】To Doリストのハンズオン

①サービスにアクセスします (https://us-west-2.console.aws.amazon.com/honeycode/home?region=us-west-2#/landing)

②アカウントを作ってログインします。

 

③Honeycodeのトップページでは、自分が過去に作成したアプリケーションを一覧で管理することができます。

④「Create Workbook」から新しいアプリケーションを作成します。
予め用意したCSVファイルから作成する方法、テンプレートを利用する方法、まっさらなワークブックから始める方法があります。

⑤スプレッドシートにデータを入力します。

⑥アプリ画面を確認します。

⑦スプレッドシートを見ながら、どこに何を表示するかや、背景色などを設定していきます。
最後に画面右上のView appをクリックして確認!完成です!

 

参考になるURL

  1. ユーザーガイド
    https://docs.aws.amazon.com/honeycode/latest/UserGuide/honeycode-ug.pdf
  2. Honeycode Community
    https://honeycodecommunity.aws/
  3. Honeycode Essential(2.のHoneycode Corsesから辿れます)
    https://www.honeycode.aws/courses/honeycode-essentials/index.html#/
  4. Amazon Honeycode 上でのデータの扱いとAWS上のデータを扱うためには
    https://qiita.com/ma2shita/items/0d33fdc7c002413eb1bb

感想

感覚的に操作できるのでとっても簡単でした!

これからもっとノーコードでアプリが作れるようになるといいですね!

旅行行くときのto doリストとか今度作ってみようかな〜。

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