【書評】『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』を読んだ感想

7Days Book Cover Challenge Day3【May 1】

こんばんわ。

さて、チャレンジ3日目の今日は「やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」という本を読んだので紹介します。

皆さんの周りにも、この人にはかなわないな・・・と思う人はいますか?
私の周りにはいます。
実は、今日お話する「やり抜く力」は私の欠けている能力の一つだと思っています。
小さい頃から、よく言えば好奇心が強く、悪く言えば注意力が散漫で、物事が全く続かない子供でした。
どうすれば、物事が続くようになるのか、
物事が続かない人に、今からでも間に合うかもしれない、と希望を持たせてくれる本です。

「GRIT(やり抜く力)」は人生哲学

結果を残すのは「才能」ではなく、GRIT(=やり抜く力)

続かない型の方、耳が痛いですよね・・・。

米国陸軍士官学校は、入学するのがとても難しく、とんでもなく優秀な学生達が入学する学校です。
そこは「肉体的、精神的に最も過酷」な環境と言われ、入学を目指して2年頑張ってきたにもかかわらず、
入学から2ヶ月で5人に1人が退学してしまいます。

一方で、見事に結果を残した人たちの特徴は、「情熱」と「粘り強さ」を合わせ持つ人だったんですって。

ここで、著者のアンジェラ・ダックワースさんの経歴をご紹介します。

ハーバード大学を優秀な成績で卒業後、教育NPOの設立・運営に携わり、オックスフォード大学で修士号を取得。マッキンゼーの経営コンサルタント職を経て、公立中学校の数学の教師となる。その後、心理科学の知見によって・・・

現在はペンシルバニア大学の教授をされている方です。(めっちゃすごい・・・)
とは言え、結構ご本人の肩書きも頻繁に変わっているように見受けられ・・・
違います!!彼女を貫いているのは人生哲学です!!

「やり抜く力」が強い人は「歴史に残る大聖堂を造っている」

レンガ職人に「何をしているんですか?」と尋ねた時、3番目の回答をする人こそが「やり抜く力」が強い人だといいます。

  1. レンガを積んでいるんだよ
  2. 教会をつくっているんだ
  3. 歴史に残る大聖堂を造っているんだ

どうでしょう?

どんな人だって、意義を感じない仕事を続けることは耐えられません。
一人目の人は仕事のことを、
二人目の人はキャリアのことを、
三人目の人は天職の話をしているのです。

やり抜く力の強い人は、意義のある生き方をしたいと考えていたり、他の人々の役に立つ生き方をしたいという、
目的を重視しているのだそうです。

GRITは後天的に身につけられる

GRITは今からでも身につけられます!大切な3箇条です!

  1. 知能や才能についての考え方を改める
  2. 「鉄人」は楽観的
  3. 他人の力を借りる

1つ目を簡単に補足すると、逆境に立たされた時、”自分には才能が無いから・・・”と思うのはやめましょうということです。困難なことを諦めるのではなく、「自分がこうすれば出来るはずだ」とか「どうすればうまく出来たのか?」という”成長思考”に切り替えましょう!

あなたの周りにもきっとお手本がいる

個人的には、「3.他人の力を借りる」が実践的だと思いました。

私の周りにもたくさんの「やり抜く力」が素晴らしい人たちがいます。

私の人生に示唆を与えてくれた人はたくさんいます。
今後もこのブログを通して、その方々との出会いについてお話ししたいと思っています。
というのも、①私も人のブログを読むという行動を通して、”人との出会い”を経験している、
②私に大切な示唆をくれた人たちへの感謝の気持ちを伝えたい、③何より、その方との自分の経験をより多くの方に体感して欲しいからです。

そんな、これまで私の人生に影響を与えてきた人物の中でも、
今日は、私が知り得る中で最も頑固で、それでも圧倒的に「やり抜く力」があると思った会社の同期の話です。

実は、会社に入ってからその同期に言われてハッとしたことがありました。

「最近どんな仕事をしているの?」と聞かれた私は、
「最近は、システムのテストをして、バグを見つけたら修正する仕事をしているよ」と回答しました。

その時、その同期は私にこう尋ねました。
「その仕事のどこが面白いの?」

まさに、私は、レンガを積むレンガ職人でした。

彼は今、途上国で起業をしたいと会社を辞めていきました。
今では、何と私は視座の低い話をしていたのだろうと思います。
でも、その同期にも、尊敬出来る方と学生時代に出会えたと言う原体験が彼を導いているのだと思います。
人の人生はそれぞれです。何が正しいということはありません。
ただ、人生の早い段階で、そのことに気がつけたことは、きっと私の財産になることでしょう。

山中教授の名言「VW」

もう一つ、エピソードをお話しします。
iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞された山中教授をご存知でしょうか?

実は、彼の名言に”VW”というものがあります。この著書を読んだ時、私はその話を思い出しました。

https://president.jp/articles/-/10255

VWとは、車のことではありません。Vision&Workのことです。

彼は、途中で医者になることを諦め、研究者としてアメリカに渡っています。
その時、日本人は勤勉だけれど、Visionが無い、と言われたのだそうです。

彼がノーベル賞を受賞したあと、初めて大学で授業をしたのは、
学部の1回生、2回生向けのクラスでした。
その時、学生に先生がお話しされたのが、この”VW”のお話でした。

当時、私は既に4回生になっていましたが、
これはどうしても聴きたいと、必死に潜り込みました。

必死と申し上げたのは、こういう時、皆考えることは同じです。
“潜り席”というものが堂々と用意されていました。

それでも集まりくる学生達を収容しきれず、
立ち見席は、教室の脇も後ろも、満員電車状態。
教室の外まで学生が埋め尽くしていました。

私も、講堂の後ろの方で、ギュウギュウに潰されながら、
遠くにゴマつぶのように見える姿を拝みながら聴講しました。
その後、「聴けなかった”潜り”学生のために」と、先生は2回目の講義もしてくださったのだそうです。
それだけ、このVisonが大事だという話を学生達に伝えたかったのだろうと思います。

おわりに

2日目にコロコロと変わることを推奨しながら、
3日目には続けることの大切さについてお話ししました。

ただ、続けるのも、変わるのも、共通していることは、
自分の核となるアイデンティティであり、人生哲学が何かということです。

この自粛期間中にぜひ内省して考えてみたいですね!

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